現在、サントリー美術館様で開催されている「水―神秘のかたち」展に、観音ミュージアム所蔵の「長谷寺縁起絵巻」上・中巻が出展されています。
観音菩薩は水との関係が深い仏様として知られており、海や川から出現した観音菩薩を引き上げて祀ったという開創譚が伝えられる寺院は各地に存在します。
特に長谷寺の観音菩薩は、近江国の白蓮華谷から洪水によって流れ出した霊木を彫って作られたという話が「長谷寺縁起絵巻」に描かれています。
他にも水に関わる神仏の像や信仰を物語る資料が多数展示され、水と結びつくことで展開した日本の多様な信仰文化を知ることができる貴重な展覧会です。
開催期間は残り一ヶ月です。お勧めですのでぜひ足をお運び下さい!
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